言葉はおもしろい

トム・デマルコはソフトウェア開発者の先生のようなひとです。私は彼の著作である「ゆとりの法則」の巻末にある、仕立て屋と若い王女の恋の物語がすきです。干草の中から針をさがしだせるのか?仕立て屋は一生懸命になりますが、王女の意外な発想の転換に気づけず、恋は破れてしまいます。

干草の中から針をさがすのがむつかしいなら、逆を考えてみたらどうかしら?
確率でみたらそうだよね。と納得もするけれど、納得いかない。
むしろ、考えるのをやめてみたらどうか?
なんていわれると、考えるのをやめることは可能か?なんて考えだしてしまうかもね。

確率っていうのもよくよく考えると、期待とか、不安とか、そういうものを増やしてしまって、かえってなにもできなくなってしまうことがある気もする。何も悩まずにできること。それも食べて糞をして寝るという事以外があるといい。なくてもいいかも。

今日はそんな話です。